低栄養の方が増えています!
低栄養とは?
人が生命を維持し、日常生活を営むために必要な栄養、特にエネルギー(カロリー)とタンパク質が不足している状態です。
こんな人は要注意
- 体調不良(疾病)やストレスによる食欲不振
- 口腔や消化器などの治療を受けている(外科的治療)
- 加齢に伴い唾液分泌が減少した(口腔乾燥)
- 咀嚼力(かむ力)・嚥下(飲み込む)機能が低下(口腔機能低下)
- 味覚が低下した(亜鉛不足・薬品・糖尿病などの疾患)
- 加齢に伴い嗜好が変化した(あっさりした食事)
- 加齢に伴う食欲不振(食が細る)
- 毎日一人で食事をしている
- 体重が減少してきた
- 食事の介助が必要
低栄養になると・・・。
- やせてくる
- 皮膚の炎症をおこしやすい
- 傷や褥瘡じょくそう(体重の圧迫のため、赤く腫れただれて痛むこと。とこづれ。)が治りにくい
- 抜け毛や毛髪の脱色が多い
- 風邪などの感染症にかかりやすい
- 握力が弱い
- 下肢や腹部がむくむ(低栄養・脱水でもみられる)
- 口の中や舌、唇がかわいている、唾液がべたべたする
- 食欲がない
- よろけやすい
- だるそう、元気がない、ボーッとしている
- 皮膚が乾燥し、弾力がなくなる
年齢や性別、疾患の有無にかかわらず誰にでもおこる。食欲不振や偏食が続くと、自分でも気づかぬうちに栄養素が不足し、低栄養状態になることもある。
肥満よりもこわい!低栄養
高齢になると若い頃より体の筋肉や水分が減ってくるため、低栄養になるといろいろな症状がおこりやすくなります。それらが重なってさらに食べる力が失われ、寝たきり状態や死に至る危険も高くなります。高齢者にとっては、肥満やメタボよりもはるかに警戒が必要です。
低栄養時の食事のポイント
- バランスの良い食事
- 1日3食にこだわらない(回数を増やす)
- 水分不足に注意(脱水症状)
- 症状に合わせた食べやすい形態
- 胃腸への負担が少ない食べ物(消化が良いもの)
だから、宅配御膳がおすすめです!